介護度の高い利用者様への脳体力トレーナーCogEvo活用
比較的介護度の高い方が多くいらっしゃるアーチスト様では、ご担当の水野先生が利用者様の居室にタブレットPCを持ち込み、12種類ある中からタスクを選んで取り組んでいらっしゃいます。先生が、利用者様の日々の様子から認知機能のチェックが必要と思われる方や、注意力等が気になると思われる方にチェック、その結果から脳体力トレーナーCogEvoのタスクをトレーニングに使っています。
チェックの結果は認知機能別に評価され、わかりやすくレーダーチャートで認知機能のバランスを把握することができるので、利用者様にすぐにフィードバックできます。それをもってトレーニングにつなげたり、結果を一緒に確認することで、利用者様とのコミュニケーションが増えることも先生は大切にしていらっしゃいます。
脳体力トレーナーCogEvoで認知機能トレーニングを実施されている姿をみて、他の利用者様からも「私もやりたい」との声が上がり、リハビリが進むこともあるそうです。
先生から、利用者様の普段の様子や脳体力トレーナーCogEvoを個々に実施されている様子を観察し、脳体力トレーナーCogEvoを使ってその方に合ったリハビリを実践されていると伺いました。
脳体力トレーナーCogEvoシステムで余裕の時間を!
水野先生がリハビリをされる際、脳体力トレーナーCogEvo導入までは、先生が作成されたプリント、参考資料や書籍から独自プログラムを作成・実施されていたそうですが、脳体力トレーナーCogEvo導入後は12種類のタスクを使ってリハビリやトレーニングをされています。脳体力トレーナーCogEvoを活用することで、プログラムを準備する時間が軽減され、利用者様それぞれのリハビリに集中することができるようになったようです。
更に、結果の経時変化が見られるので、以前と現在の認知機能評価につなげやすいと好評です。認知症短期集中リハビリテーション実施加算の算定には、HDS-R、MMSEの得点を基にされていますが、脳体力トレーナーCogEvoの結果シートも活用することで、以前よりも取り組みやすくなったとの評価をいただきました。
同グループの老健様、デイケア様でも活用
今後は併設のデイケア様でも脳体力トレーナーCogEvoを先ずはチェックを中心に使われる予定です。また、としわ会様の老健「タキガワアリア」様、老健「セントラーレ」様 にも脳体力トレーナーCogEvoが導入、水野先生の取り組まれるメソッドがとしわ会様全体のリハビリテーションに運用されています。