脳体力トレーナーCogEvoについて

認知症予防|介護施設での活用方法

介護施設での活用方法

認知症予防

脳トレ分野でも専門性を発揮できる”脳体力トレーナーCogEvo”

介護施設ではレクリエーションの一環として脳トレに取り組んでいる施設は少なくありません。市販の脳トレドリルや自作の手遊びツールを使うなど、様々な工夫が行われています。それを行う方が楽しみながら継続的にやり続けられることがとても大切ですので、とてもよい取組だと思います。

ただこのような脳トレコンテンツを特に積極的に行っている施設の方から相談の声をいただくことが増えています。その相談内容は、「その方にあった脳トレを提供できているか疑問がある」ということです。考えてみれば、従来の機能訓練においてもその方の体力という指標を見える化するために歩行測定や片足開眼立ちなどの体力測定があり、その測定とその方がやりたい生活を照らし合わせることで、具体的な計画を立て、取組を行います。

その視点で切り取ると現在行なっている脳トレに疑問点が浮かぶことが理解できることからその課題感に気づかれた方はとても鋭く、また非常に専門性が高い方なのだと思います。

そしてそのような課題感をもった介護施設が増えている実感があり、問合せをいただき、オンライン等でデモをお見せし、これだ!と決めていただき”脳体力トレーナーCogEvo”の導入が決まっています。そしてそのような過程を踏んだ介護施設においては脳体力トレーナーCogEvoのない認知症予防活動は考えられないとまで言っていただいています。

脳体力トレーナーCogEvoの大きな特徴として「社会生活を送るうえで5つの認知機能」である脳体力を見える化することです。従来使われているMMSEや長谷川式簡易スケール(HDS-R)はもともと医療の現場で診断の材料として使われるものでした。しかし介護の現場では生活を支える役割であり、ケアや機能訓練が求められます。そういった視点からも脳体力トレーナーCogEvoは介護の現場に則したものであると評価をいただいています。

実際のデイサービスでの活用事例

脳体力トレーナーCogEvoが活躍している介護現場としては、デイサービスやデイケアが最も一般的ですが、様々な有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)でもこれらのプログラムが活用されています。入居者やそのご家族にも認知機能プログラムは人気があり、月次レポートや日中の活動にも応用されています。

具体的な方法としては、脳トレーニングにPDCAサイクルを取り入れています。まず「Plan」の段階では、入居者の脳体力をチェックし、本人の望むことと認知機能のギャップを把握して計画を立てます。次に「Do」として、その計画に基づき、五つの認知機能に特化したプログラムを提供します。そして「Check」の段階で再度脳体力チェックを行い、最後に「Act」で改善策を講じます。