脳体力トレーナーCogEvoについて

アカデミアインタビュー

渡辺 恭良 先生

役職

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科・特命教授
理化学研究所生命機能科学研究センター・客員主管研究員/名誉研究員
大阪公立大学健康科学イノベーションセンター・顧問/大阪市立大学・名誉教授

略歴

大阪市立大学大学院医学研究科・教授(2008-2018年 特任教授)
理研ライフサイエンス科学技術基盤研究センター・センター長
大阪市立大学健康科学イノベーションセンター・所長(2016- 顧問)
JSTリサーチコンプレックスプログラム「健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス」PD

【専門】医化学一般 / 生物系 / 病態医化学 / 環境生理学 / 代謝生物化学
【学位】 医学博士
【学会活動】
(一社)脳体力振興協会・理事長
(一社)日本疲労学会・理事長
(一社)日本リカバリー協会・会長

CogEvoについて

認知症や高齢化による認知機能の低下に社会の大きな関心が高まり、認知機能評価による自動車等運転免許返納なども考慮されています。
私たちの認知機能には、一般的に試験が良く行われている「記憶力」のほか、「見当識」「注意力」「計画力」「空間認識力」の5側面があり、高齢化による転倒にも筋力の低下のみでなく、「空間認識力」の低下も大きな要素であることがわかっています。
トータルブレインケア社が開発された「CogEvo」は、認知機能のすべての側面が計測できるもので、唯一無二のユニークなものであり、これまで、国プロである「健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックスプログラム」においても私たちと共に認知機能計測を行い、ストレス、疲労、睡眠、意欲(うつ)との関連についても研究が進みました。認知機能トレーニングの手段としても楽しんで継続的に取り組めて非常に有効です。今回の情報銀行の活動にも取り上げられ、その成果に大いに期待しています。